中学生日記(母)

2018年4月 東京都の公立中学校に入学した息子の母が綴る、高校受験日記

母 地理を斬る!

毎日少しではあるものの、定期テスト範囲の勉強をしている息子。

昨日は帰ってきてすぐに「今日はこんなことがあった。このまえのあれはどうしたこうした。宿題がやたら出た!」と早口で母にボヤいて自室に入っていきました。

 

1日3科目の勉強をする定期テスト対策に加え、宿題がいつもより多く出たため、やらなくてはいけないことがてんこ盛り。

そんなわけで晩御飯を食べながら愚痴炸裂(笑)

息子「なんで地理なんて勉強しなきゃならないのかわからん。」

そう来たか。

息子「アフリカとか絶対行かないし、ヨーロッパとかロシア近辺とかややこしすぎだし」

とのお言葉。

愚痴のディティールから察するに全くやってない訳ではないようだが、暗記しなくてはいけないことの多さにくたびれちゃって やさぐれちゃった様子。

息子「ねぇ!なんで地理やんなきゃいけないの?!」

と絡んできたので、仕方がないのでお返事しました。

「地理なんて必要ないよ。必要なのは地理の点数です。」

息子「オカーサン!それ言っちゃいけないヤツ!」

「他の科目で地理を補えるほど点が取れるなら地理を捨てて良いです。」

息子「・・・・・・・・・」

「本当のこと言ったら、自給自足でこの辺だけで暮らしていくなら地理はいらないよ。でもおいしいもの食べたい、冷暖房使いたい、車に乗りたい、服着たいって望みをかなえたいなら海外を知らなきゃこの国じゃ手に入らないものが多いのよ。地理を一所懸命勉強した人が輸入してきたものをただ買うだけの人になっちゃいかん。どういう国でどう作られたからいくらするものなんだとわかって買わなきゃ。勉強してないと50円のものを5万円出して買うしかなくなるよ。」

息子「・・・・・・・・・(地理)やってきます」

ちょっと愚痴りたかっただけなのに(笑)母に一刀両断に斬られ、息子は勉強しに部屋に帰っていきました。

全国の優しいお母さんはこんな時にどう答えてあげているのでしょう?ホント知りたいわ。

アホ男子母死亡かるたに激しく共感しつつ、今日も母はぐったり疲れて寝れそうです(笑)