中学生日記(母)

2018年4月 東京都の公立中学校に入学した息子の母が綴る、高校受験日記

都立高校入試過去問分析 国語 

はい、きました~過去問!

息子のために下見で漢検3級を取っちゃった母、次は都立高校の入試過去問にあたることにしました(笑)

 

手始めに↓を用意。

 

 

 

5教科4年分が入っています。

問題用紙と解答用紙が一年分ずつホチキスで留められていて、針を外して使うようになっています。

 

問題も解答用紙もB4サイズなので、コンビニに行けばコピー可能。解答用紙をコピーしておくと複数回やってみる場合にいいと思います。

 

入試過去問はいろんな会社が出していて、製本されている状態で売っているものもありました。

実戦形式で挑戦したり、何度もやるためにコピーしたいならプリントになっているものの方がいいでしょうし、散逸させずに管理をしたいなら製本されている方がいいでしょうね。

 

母は自分で解いてみるのが目的なのでこのプリント形式のにしました。

H26年(今の大学2年生の高校入試問題)からH29年(今の高校2年生の高校入試問題)の分。

 

とりあえず古い方からかな?と思いH26年度の国語からやってみました。

 

検査時間は50分。

母も時間を計って解きました。

 

で、あまく採点すると95/100点でした。

「あまく」というのは、出題に3か所50字、200字、25以上35字以内で文を書くところがあり、本文からの引用ではなく、自分の考えや体験を書くという出題なので、付属の解答例と解説からすると正解になるとは思いますが、厳しく採点されれば5点、10点、5点の配点から多少減点があるかもしれないと思ったためです。

 

つまり、合計20点分の配点が「作文」にあるということ。

これは・・・結構大きいですね。毎年なのかな?

ただ考えようによっては、大きく的を外したり、誤字脱字がなければ 書きさえすれば数点は貰えるということ。←前向き~( ´∀` )

ただ冗談抜きで、10点の大きな配点箇所でオールオアナッシングの10点か0点かの採点をするとは考えにくいので、苦手でもとにかく書け!と教えなきゃいけないところだと思いました。

 

作文は得手不得手が大きく分かれるところなので、苦手意識があるうちの息子のような場合は対策が必要。

問題用紙の空いているところにとにかく書いてみて、字数に合うように足したり削ったりして、文字数を数えてから解答用紙に清書。当たり前のことだけれど、たぶん今やらせてもできない。中1のうちから練習させないと と思いました。

 

その他の印象ですが、設問自体はさほど難しくないと思いました。

学校でやるようなまとめテストで出てくる「~にもっとも当てはまるものをアからエの中から選びなさい」という4択型の設問がほとんどでした。

 

ただ、問題に使用している文章が「論説文」「小説」ともに中学生には難しいと感じられるだろうなと思いました。

なんでって・・・出てくる言葉、言い回しがよく言うと情緒があり、はっきり言ったら古いのよ。一回読んだだけで、すんなり意味がはいってこないくらい古い。そして文字数が多い。

 

難しい言葉がいっぱいの長い文を読まされて、ややこしい4択に悩み始めるとどうなるか?・・・時間が足りなくなります。

 

時間配分をすることはテストの鉄則だけど、どうやって教えたらいいだろうか。

母の解き方は

(1)文章を一読

(2)その文の問い全部をざっと見る

(3)問いをとくのに必要な個所に戻って詳しく読む

(4)解く

(5)ややこしくなって悩み始めたら いったん飛ばして次の文で1から4をやり、終わってから飛ばしたところに戻って解く。

 

今のところは言葉で教えて3割くらい息子に伝われば上々かな。

 

過去問を本人がやるのは3年生になってからだけれど、問題が解けるかどうかだけでなく、どれくらいのボリュームの文章が出るのか、それをどういう時間配分で解かなくてはいけないのかを感覚でわかるようにさせなくては・・・。時間を計って過去問を解くことと、模試を受けることで慣れていくしかないね。

 

それと漢字についてですが、読み5問×2点で10点、書き5問×2点で10点あるので、読みは満点取りたいですね。書きの方はド忘れしちゃって一つくらい書けないこともあるかもしれないけれど、ここで失点はもったいないです。

 

ただ蛇足ですが・・・中学卒業程度となる対象漢字数は1,607字。

本当に苦手で しょうがなかったら、割り切って他の科目で点を稼ぐ!と考えるのもアリだと思います。

過激だって言われそうだけど・・・てへ。

 

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最後に古文ですが、学校の国語の授業をまじめに受けてれば特に対策はいらないと思いました。

H26年度しかまだ見ていないのですが、「これは古文じゃないね」という問題。

百人一首について文化人二人が対談している内容の文からの出題なので、地の文がフツーの現代文なのです。引用されている和歌の現代語訳が書かれていて、その現代語訳にあたる和歌の部分を書き出せというのが唯一の古文らしい設問。現代語訳を書けという問題ですらない。

他の年度を順にやってみて、さらに分析を重ねたいと思います。

珍しくまじめにやったらエライ疲れました。

母が苦手な科目はさらっと見て終わるかも(笑