中学生日記(母)

2018年4月 東京都の公立中学校に入学した息子の母が綴る、高校受験日記

イマドキの部活事情

中学と言えば部活!

部活と言えば先輩後輩!

先輩の言うことには絶対服従!

誰かが先輩からミーティングに呼ばれた!キャー!

・・・そんな母の時代とは打って変わって、イマドキの部活はとてもゆるいようです。

 

息子が入った部活が文化系なので、中でもとりわけゆるいようですが、それにしても驚かされたのが、『部活が1年単位』だということです。

 

3年間、毎年違う部活に入ってOKということだそうです。

毎年4月に改めて「入部届」を提出するシステム。

去年と同じ部活であっても、毎年届が必要だそうです。

部活を変えやすくしているんでしょうね。

 

うちの息子の学校だけなのかもしれませんが、年度初めの保護者向け説明会で割としつこく『部活は1年ごとに自由に選べます』という説明がありました。

 

中学入学前に、上に兄姉がいるお母さん方から「内申書に載るから、部活は3年間やらなきゃいけないのよ」というお話を何度となく聞いていたし、母の時代にも「部活は途中で辞めたら内申書に響く」というような話があって、嫌な顧問や先輩にあたっても我慢して過ごしたものでしたが・・・・よく考えたらそれも本当だったのかどうか・・・

時代は変わったのね♪

 

息子の部活の2年生にも1年生の時は運動部だったという先輩がいて、「そのスポーツは好きだったけど、人間関係が嫌でもう無理だったから部活変えた」ということだそうで、今の部活ではとっても活き活きしていて 楽しく過ごしているそうです。

 

考えてみれば部活って自主的な活動だものね。

担任の先生も、クラスも、クラスメイトも選べない。部活ぐらい自由に選びたいよね。

年度途中で退部する子や帰宅部も わずかながらいるそうです。

 

学校でも会社でも なんとなくみんなが守っちゃっている「不文律」で息苦しい思いをしていることってありますもんね。しんどい思いをしている子が一人でも助かるなら、そういう変化はいいと思いました。

 

一芸に秀でたり、スポーツが得意な子はそれを大事にできればいいし、そうでない子は自分の好きなもの、得意なものをいろいろ試してゆっくり見つければいい。

 

蛇足ですが 先日のぞいたインターエデュで「推薦入試の待合室で石を投げたら生徒会長と部長に当たる」と書かれているのを見て爆笑しました。

うん、いいと思う。(笑) 

得意なこと、好きなこと伸ばしていったらええがな!と思った母でした。